2021年最新版【絶対に見逃せない!】アルハンブラ宮殿の必見ポイントBEST10

スペイン

グラナダの旅に欠かせない観光スポットといえば、イスラム建築の最高傑作といわれるアルハンブラ宮殿です。スペイン最後のイスラム王朝の権力と技術の粋を極めた様式美や秀麗な装飾を見逃さず堪能したい方のために、要チェックポイントをご紹介します。

シンプルなパティオに際立つ壮麗な壁

コマレス宮のファサードFachada de Comares

ナスル宮殿のメスアールのパティオ(黄金の間のパティオともいう)南面にそびえ立つ、まばゆいばかりに美しいファサード(建物の正面)。壁一面を埋め尽くす繊細な浮き彫り装飾や色鮮やかな彩釉タイルを、明るい自然光の下で堪能できる贅沢な空間です。噴水を挟んで対面する柱廊の3連アーチの美しさも、壮麗なファサードに花を添えています。

水鏡が美しいオアシスのようなパティオ

アラヤネスのパティオとコマレスの塔Patio de los Arrayanes (Mirtos)&Torre de Comares

アラヤネス(銀梅花)の生け垣が長方形の池を囲む、ナスル宮殿のオアシス。最も美しいのが、南から北側を向いての眺めです。アーチとコマレスの塔が池の水面に映り、美しい水鏡となっています。計算し尽くされた左右と上下のシンメトリー、小高い丘の上に建つ宮殿への灌漑など、ムーア人の美的感覚や高度な技術には感嘆するばかりです。

幻想的な天井にうっとり

大使の間Salón de Embajadores

コマレスの間ともいい、玉座が置かれ、諸国の大使との謁見や儀式に使われた場所です。漆喰の壁にびっしりと施されたアラベスク模様やカリグラフィーは圧巻。ここで忘れてはならないのが天井です。8000ものピースを組んだ緻密な寄木細工でできており、星空とイスラムの思想における七層の天国を表しているのだとか。まるで満天の星が降ってくるかのような幻想的な光景に、陶酔すること間違いなしです。

アルハンブラ宮殿のシンボルにしてクライマックス

ライオンのパティオPatio de los Leones

王家の私邸でありハーレムだったライオン宮の中庭で、中央の噴水を支える12頭のライオン像は水時計として使われていたとか。たおやかな円柱が林立する回廊、アーチに施されたレースのように繊細な装飾、床には白い大理石が敷き詰められ、まさにイスラム芸術の極み。外、内、どこから見てもため息が出るほど優美な光景は、地上の楽園を思わせます。

神秘的な天井装飾

二姉妹の間Sala de las Dos Hermanas

ライオンのパティオの北側にある部屋。二姉妹とは、床に敷かれた2対の大理石に由来するそうです。見上げると、天窓から差し込む光に照らされた蜂の巣状のクーポラが。雫がこぼれ落ちてくるような、あるいは吸い込まれるような神秘的な光景です。ムカルナス(鍾乳石状の装飾)というイスラム建築によく見られる様式ですが、アルハンブラ宮殿のそれは緻密さにおいてひときわ異彩を放っています。

血ぬられた伝説の残る美しき部屋

アベンセラヘスの間Sala de los Abencerrajes

ライオンのパティオを挟んで二姉妹の間の向かいに位置する部屋。王への不義を疑われたアベンセラヘス一族が惨殺された場所で、噴水の水盤に血の跡が残っていると言い伝えられています。八芒星形の吹き抜けを覆うムカルナスのクーポラが窓からの光を受けて星空のようにきらめき、見惚れるほどの美しさです。

歴代の王の姿が描かれた貴重な天井画

諸王の間Sala de los Reyes

王家の宴が開かれたといわれる部屋。見所は、アルコープという小部屋を仕切る美しい3列のアーチと、天井の革張りになった一角に、10人の男性の姿が描かれた天井画です。正装したナスル朝歴代君主が描かれているといわれ、当時の王族の姿を表したとても貴重な絵画は必見です。当時の王がキリスト教徒の画家に描かせたとか、グラナダを訪れた商人が依頼したイタリア人画家によるものなどの説があります。

アラビアン・ナイトを思わせるゴージャスな美しさ

リンダラハの出窓とリンダラハの庭園Mirador de Daraxa&Jardines de Daraxa

二姉妹の間の奥にあります。ソライダとリンダラハの二姉妹が出窓から緑あふれる庭園を見下ろしたという伝説からこの名がついたとか。見所は、2連窓の上部の装飾やくっきりとした色遣いのタイル、天井の色鮮やかなステンドグラスなど。ムーア人のバロック様式と言われるほどひときわ豪華な美しさがアラビアン・ナイトの世界を彷彿とさせ、窓辺に佇む姉妹の姿が目に浮かぶようです。

ルネサンスに塗り替えられた塔

Peinador de la Reina

リンダラハの庭園の北側にある塔。レコンキスタ後、ルネサンス様式に改装されました。柱や天井に至るまで、カルロス5世のチュニス遠征の図や、天使や双頭の鷲などの色鮮やかなフレスコ画が描かれています。イスラム建築の装飾とはまた違った美しさです。チケットの種類によっては入場できない場所なので、内容の確認をお忘れなく。

優美な庭園と塔に残る貴重な壁画

パルタル庭園と貴婦人の塔Jardines del Partal&Torre de las Damas

ナスル宮殿とヘネラリーフェの間にある、緑あふれる庭園。池の向こうには優美な貴婦人の塔が佇み、南国リゾートのような雰囲気を醸しています。塔付設の住居からは騎馬隊や女性、ラクダなどが描かれた14世紀前半の壁画が発見されました。当時の人々の生活を偲ばせる貴重な壁画をぜひご覧ください。

いかがでしたか?スペインの至宝とも称されるアルハンブラ宮殿の美しさを余すところなくじっくりと堪能して、グラナダの旅をよりいっそう楽しんでください。

※情報はすべて2021年3月4日現在のものです。最新情報はそれぞれのホームページなどでご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました